【過去問解説(運営管理)】R6第39問 GTIN

今日は、運営管理のR6第39問について解説します。

R6 運営管理 第39問

 流通システム開発センターが発行している「GTIN 設定ガイドライン」に従って、新しい GTIN-13 を設定するべきものを全て選ぶとき、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a メーカー、ブランドオーナーの現在の商品ラインアップにない新しい商品

b 特定のイベントやシーズンに合わせて期間限定で包装を変更し、特に従来品と分けて受発注を行わない商品

c 商品の機能や成分が従来品と同じであるが、ブランド名やブランドロゴなどの変更によって、商品のブランドを変更した商品

 

〔解答群〕
ア aとb
イ aとc
ウ bとc
エ bのみ
オ cのみ

解説

GTINに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

 

 

 

AN コードや ITF コードはそのまま 14 桁で、13 桁の EAN(JAN)コードは 13 桁の数の前に 0 を加えた 14 桁で、12 桁の UPC は 12 桁の数の前に 00 を加えた 14 桁で、8 桁の短縮版 EAN
(JAN)コードは 8 桁の前に 000000 を加えた 14 桁で表します。
GS1-128 は、物流や商取引など様々な情報を表⽰するためのコードです。アスキーコード 128 ⽂字をすべてコード化することができる CODE128 を⽤い、先頭が重量、賞味期限など⽰したい情報を表す 2〜4 桁の AI(アプリケーション識別⼦)、その後にデータが続けて記載されています。
AI(Application Identifier)は、バーコードや RFID を共通してデータ利⽤できるように規格化した識別番号で、120 種類以上の項⽬で識別番号が規定されています。AI は、GS1 が定めたグローバル基準ですので、海外との取引でもそのまま利⽤することができます。
EPC(Electronic Product Code)は、GTIN などの GS1 が定める標準コードが基礎となった、標準化された識別コードの総称のことで、既存のバーコードシステムとの整合性を確保しながら、電⼦タグシステムを構築できます。EPC の⼀例としては、商品⽤の個別識別コードである SGTIN があります。SGTIN は商品識別コードである GTIN にシリアル番号(連続番号)を付加したものであり、SGTIN を⽤いることで GTIN が同じ商品でもそれぞれ個別に識別できます。

 

GTINは様々な角度から試験問題が出ているため、直近過去問で関連問題を解いて知識を蓄えておくと本番にあまり時間をかけずに解答が出来るようになります。

 

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:その通りです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:誤りです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢オ:誤りです。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

 

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